ウェイト・パークに住むライターが解説する交通事故対処法
Show MenuHide Menu

Category Archives: 後遺障害

交通事故の後遺障害とは?

2017年5月11日

気をつけていても被害に遭う可能性がある交通事故は、高齢ドライバーなどの事故により尊い命が失われているケースが増えており、決して他人事ではないことです。それに死亡事故までとはいかなくても、重傷などの怪我により障害が出てしまった場合、日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。ですから万が一のためにも、事故による後遺障害については知っておいて損はないはずです。
交通事故によって生じた障害のことをいう後遺障害は、事故発生から6ヶ月経過したあとも症状に治る見込みがなく、医師によって症状固定と診断したあと、損害保険料率算出機構によって認定されることを指します。ここで言う症状固定とは治療を続けてもそれ以上に症状の改善が望めない状態に達したときで、自賠責や労災で使用される概念です。
交通事故には後遺症という言葉も使われますが、これは怪我をして治療の末に残ってしまった症状のことを言うもので、この後遺症よりも重いものと認められたものが後遺障害と呼ばれています。
交通事故によって後遺障害に至るまでのポイントは、上記で述べている症状固定です。怪我の治療を始めてから症状固定と認められるまでの治療費や休業補償などは、加害者側の保険会社から受け取ることができますが、症状固定になるとその支払いは打ち切られます。これは損害賠償上の治療の終了を意味し、それ以後残った障害が後遺障害となり、認定された等級に応じた慰謝料や逸失利益を請求することになります。このように認定手続きでは症状固定後に残った症状を調査し審査するわけですから、症状固定がまずポイントになるのです。
上記のように事故から6ヶ月経過した時点が目安となりますがあくまでも目安です。そのため怪我の内容や程度によっては、1年以上必要になるケースもありますので注意が必要です。ですから治療やリハビリを継続しながら医師とタイミングなどを相談しながら見極めていくことが大事となります。
また、保険会社にも注意が必要です。というのも保険を扱っているとは言え営利会社ですから、少しでも必要最低限の補償で抑えたいわけです。実際に保険会社が損害賠償金を選定する際の基準は、裁判で認められる弁護士基準を下回ることは珍しくはないです。このような例もあり、後遺症の保証によって保険会社とトラブルが起きるケースもあるので注意が必要です。
交通事故によって、肉体的、精神的な傷害、症状固定、事故との因果関係、後遺症状が医学的に認められると手続きもスムーズに行くと思われます。